外壁のカビの原因と外壁の特徴【広島の外壁塗装専門店 ヤネカベにむら】
みなさんこんにちは！
広島の 外壁塗装 屋根塗装 屋根リフォーム専門店ヤネカベにむらです！
広島市安佐南区と安佐北区を中心に、広島全域に向け、品質保証の安心な工事をご提供致します！
いつもブログをご覧頂き、誠にありがとうございます！
外壁にできるカビに悩まれる方も多いのではないでしょうか。
なぜカビができてしまうのか、どういう特徴の所にカビはできやすいのかなど詳しくお話していきます(^^)/
目次
1.外壁にできているのは本当にカビ？
実は外壁にカビができる事はめったになく、ほとんどコケや藻のことが多いです！
下記写真は外壁にできたカビの写真です。カビの中でも、「緑カビ」や「赤カビ」、「黒カビ」などの種類があります。
2章ではカビができやすい場所や特徴についてご紹介しますので、実際に外壁を見て自分で判断が難しい場合は参考にしてみて下さい!(^^)!
写真：緑カビ
2.外壁カビの原因と特徴
2-1.外壁にカビができる原因
カビの胞子は空気中に潜んでおり、外壁に着いてカビができやすい環境だった場合、カビの胞子は成長し、増殖してしまいます。
では、そのカビができやすい環境とはどんなものがあるのでしょうか。
①直射日光が当たらない日陰
②湿気が多い
③カビが好む有機物（汚れなど）がある
※コケや藻は日光が当たる湿気の多い部分にできやすい。
写真：コケ
2-2.カビができやすい条件
外壁にカビができやすい立地
①日当たりが悪い
②風通しが悪い
③田んぼや川沿いの近い
④周囲に植物がある
カビができやすい外壁の種類
①凹凸がある外壁
②吹付塗装で施工されたモルタルの外壁（リシン・スタッコなど）
③凹凸のあるデザインサイディング外壁
※カビは外壁以外の屋根や軽天、コーキング部分などにできることがあります。お家の中に雨漏りしている場合、お家の中にもカビができる可能があるので要注意です！
3.外壁のカビは早めに除去しよう！
外壁のカビを放置していると下記のようなリスクが高まります。
お家の景観が悪くなる
時間とともにカビが繁殖し、そのまま放置するほどお家の景観が悪くなります。
外壁の傷みの進行が早くなる
カビができることによって外壁の劣化の進行が通常の経年劣化より早くなります。
アレルギーや病気の原因になる可能性がある
長期間放置すると、完全に除去するのが難しくなる
カビが外壁の奥深くに根を張ってしまうと、きれいに除去することが難しくなるので、その前に早めに対処することが重要です！
4.外壁のカビを除去するにはどうしたらいいの？
基本的にカビの除去は自分たちでするのではなく、業者へ依頼することをオススメします。その理由は、、、
①外壁を傷つけてしまう
やはり素人がやってしまうと除去方法や力加減が分からず、外壁を傷つけてしまう場合もあります。
②カビの完全除去には知識が必要
自分で除去した際、「きれいにしたのに、すぐに再発してしまった…」ということも多くあります。再発のリスクを考えて、カビの根まで完全に除去するためには専門的な知識が必要なので、プロである業者に除去してもらうことをオススメします！
③高い場所での作業が危険
高い部分にカビが発生していた場合、自分たちでやるのは高所作業なので非常に危険です。
5.外壁のカビの除去方法と費用
業者へ依頼した際は、【高圧洗浄】【バイオ洗浄】といった作業での除去が一般的です。
高圧洗浄
高圧洗浄機にて強い水圧で外壁を洗浄します。軽いカビには高圧洗浄での除去が多いです。
費用相場：250円／㎡
基本的に高圧洗浄では水道水を使用します。水道代は施主様負担になっており、外壁の広さやカビの状態によって使用する水道量が変動します。
また、足場などを立てると別途で料金がかかります。
バイオ洗浄
バイオ洗浄とは高圧洗浄と薬剤での除去方法です。高圧洗浄では落ちきれないカビは、バイオ洗浄を使用することが多いです。
費用相場：450／㎡
コチラも同様、基本的に高圧洗浄では水道水を使用します。水道代は施主様負担になっており、外壁の広さやカビの状態によって使用する水道量が変動します。
また、足場などを立てると別途で料金がかかります。
注意！
バイオ洗浄は薬剤を使うため、植物にかかると枯れてしまう恐れがあります。そのため、庭で植物を育てている・近隣の庭と近い等の場合、業者はしっかり念入りに養生（薬剤が飛散しないように洗浄しないところをビニールシート等で覆うこと）します。大切に育てている植物がある場合、事前に業者に伝えておくと安心です！また、屋外でペットを飼っている場合も、悪影響が及ぶ可能性があるため、洗浄中はペットが入れないように避難させる必要があります。
※【高圧洗浄】と【バイオ洗浄】のどちらをするべきかは、カビの発生状況やカビが再発しやすい環境かどうか、外壁の状態などによって違います。業者に確認して決めましょう！
また、外壁の深い部分までカビの進行が見られる場合はバイオ洗浄を使用してもきれいに落としきれない可能性があります。
カビの跡が残ってしまった場合は漂白効果のある薬剤の使用（漂白効果のあるものは外壁を傷つけるので併せて外壁塗装をするのが一般的）と外壁塗装をするという方法になります。
【自分でカビの除去する場合】
ご自身で試される場合は、まず水洗いから始めてみて下さい。カビ部分に水をかけ、スポンジなどで軽くこすったあと流水で流しましょう。力強くこすると外壁を傷つけてしまうので力加減には注意しなければいけません。
水洗いだけでは取れない場合は専用の薬剤を使ってみるのもいいでしょう。ホームセンターやネットなどで購入できるので、各種取扱説明書に従って作業するようにしてください。
自分で除去を試みる際、高圧洗浄での作業はどうなのでしょう。
結論から言うとお勧めできません。素人が高圧洗浄機を使うと加減や水の当て方などわからず、逆に外壁を傷つけてしまう可能性があります。特に窯業系サイディング金属サイディング、トタンなどの外壁の場合は大変傷つきやすいので高圧洗浄の使用は避けるべきです。
6.何度もカビが再発する場合は外壁塗装
「何回カビを除去しても、またカビが生える…」「カビ跡が洗浄だけではキレイにならない」という場合は、外壁塗装をしましょう。外壁塗装をすることで、カビが再び生えるリスクを格段に抑えることができます！
外壁塗装の流れ
高圧洗浄 or バイオ洗浄（＋α漂白効果のある薬剤を使う場合もある）
下地処理（補修）
養生
塗装
外壁を洗浄してカビを除去した後、外壁塗装をすると経年劣化している部分の補修も一緒にできます。外壁塗装をしてキレイになった外壁は汚れがつきにくくなるため、カビも発生しにくくなります（経年劣化した外壁はカビが生えやすい傾向にある。※2-2）。外壁塗装をするときに一般的な塗料でもカビの再発予防効果はありますが、以下の塗料を使うと、より再発のリスクを抑えることができます！
低汚染塗料（汚れにくい塗料）
外壁塗装の際、低汚染塗料などの汚れにくい塗料を使用すると、外壁に汚れが付着しにくく、付着しても雨水で洗い流されやすいという特徴があるため、カビも発生しにくくなります。
防カビ効果がある塗料＆添加剤
外壁塗装の際、防カビ効果のある塗料や添加剤（添加剤は塗料に混ぜる）を使うと、外壁にカビが再び生えにくい外壁をつくることができます！↓↓外壁塗装の費用については、こちらの記事をご参考下さい。
7.まとめ
外壁にカビが発生することは滅多にないため、はじめに外壁の汚れがカビかコケ、藻なのか確認してみましょう！そして、もし外壁にカビを見つけたら、放置せずに早めにカビを除去しましょう。カビを放置してしまうと、外壁の劣化を早めてしまったり、中にはアレルギーなどの病気を引き起こしてしまう可能性があるので早めの対処が重要です！また、カビの除去は外壁塗装業者等のプロに一度相談してみるのもオススメです。何回カビを除去しても再発する場合は、プロに外壁塗装をした方がよいか聞いてみましょう。
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