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外壁塗装の「ダメ込み」とは【広島の外壁塗装専門店　ヤネカベにむら】

スタッフブログ豆知識屋根外壁 2023.10.20 (Fri) 更新

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外壁塗装をお考えの際、「ダメ込み」という言葉を聞いたことはありませんか？聞いたことはあるけど、実際「ダメ込みって何？」と思っている方が多数いらっしゃると思います。

そこで、本日は【外壁塗装の「ダメ込み」とは】ついて詳しくご説明したいと思います(^^)/

1 1.「ダメ込み」とは
2 2.ダメ込みの種類
3 3.刷毛の種類
- 3.1 1.水性塗料用刷毛
- 3.2 2.溶剤塗料用刷毛

1.「ダメ込み」とは

「ダメ」と聞くといいイメージを持つ方は少ないですよね。外壁塗装でいう「ダメ」とは、【塗り残し・塗装が透けている・塗装がはみ出している・ペンキが垂れている】などを指します。以上のようなダメにならないように「塗り込む」ということから「ダメ込み」と呼ばれているそうです！

一般的なお家の外壁塗装をする場合、ローラーと刷毛を用いて塗装します。ローラーは面積の広い部分、刷毛は面積の狭い部分を塗装するのに適しています。この刷毛を使って細かい部分や狭い部分を先に塗ることを「ダメ込み」と言います。

2.ダメ込みの種類

1.ローラーで塗る前に細かい部分を先に刷毛で塗る

屋根や外壁など広い面積を塗る場合、ローラーで塗りにくい部分や細かい部分は塗り残してしまわないように刷毛で先に塗り、後でその他の残った広い部分をローラーで塗っていきます。

先にダメ込みを行う場合は以下の通りです。

ストレート屋根などの重なりや凹んだ部分

サッシ周りとテープとの境目

外壁の入り隅

細かい部分の塗装

先に塗ると塗った部分だけ色が変わるので、塗り残しが発生しにくくなります。きれいに効率よく仕上げるためには塗る順番も重要になります(^^)/

2.ローラーで塗る前に凹んだ部分を先に塗る

サイディングの外壁の中には、目地や溝の部分が1cm以上凹んでいる場合もあります。そのような凹んだ部分にはうまくローラーが入って塗ることが難しいため、先に刷毛で塗っていきます。

ALC外壁やヘーベル外壁の目地や凹んだ部分

1cm以上の大きな溝があるサイディング外壁

※サイディングのタイル調目地の場合など、目地の凹みが5mm以下のときはダメ込みをせずにローラーで塗装することが可能です。

3.色分け部分（2回）

建物を塗装するとき、各部位の境界になる部分があります。塗装と塗装で境界を分けるときには、先にどちらか片方をダメ込みして、後から残りのもう一方をダメ込みします。

軒天と外壁の境界

外壁を2色や3色に分けるときの境界

4.タイルなどの見切り

最近では、アクセントでタイルを貼っている建物を見かけることがあります。タイルはサッシと同じで塗装しないため、避けて塗装する必要があります。ただタイルはサッシと異なり、ガムテープなどではうまく養生することが難しいです。さらに艶のない素焼きのようなゴツゴツした素材感のタイルの場合、タイルに塗料が付くと落とすことが非常に難しいです。外壁とタイルの境界をきれいに塗るときは、タイルを養生し、刷毛で凹凸部分に塗料が入っていくようにダメ込みを行います。