外壁塗装で使用されている主な塗料の種類【広島市 安佐北区 安佐南区 】
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外壁塗装で使用されている主な塗料の種類
外壁塗装を行う際は、塗料の種類によっても費用に差が出ます。
塗料の種類により耐用年数や性能、品質が異なり、塗料の価格に差が出るためです。
ここでは、広島市の住宅でも使用されている主な塗料の種類と性質についてご紹介します。
■アクリル塗料
アクリル塗料は、耐用年数が5年～7年と短い分安価です。
塗料代は安くなりますが、外壁塗装をするには足場代や工賃もかかります。
短期間で頻繁に塗り替える必要があり、トータルで見るとコストが高くなります。
どうしても予算が足りない時や近い将来解体を予定しており、次の塗り替え予定がないような時におすすめです。
■ウレタン塗料
ウレタン塗料は耐用年数が10～12年あり、防水性も高く、艶やかな見た目に仕上がります。
シリコン塗料が登場する前のスタンダード塗料であり、現在では価格面でも利用しやすくなっています。
■シリコン塗料
シリコン塗料は10年～15年の耐用年数があり、耐候性などに優れています。
発売当初こそ高価でしたが、フッ素塗料など新たな塗料が開発されたことで、価格も利用しやすくなってきました。
そのため、現在のスタンダード塗料の一つとなっています。
耐久性と品質、価格のバランスに優れた塗料です。
■フッ素塗料
フッ素塗料は15年～20年と耐用年数に優れています。
価格は高くなりますが、頻繁に塗り替える必要がありません。
外壁塗装を行う際は塗料代金だけでなく、足場代や工賃などがかかります。
1回あたりの費用は高額になるので、塗り替えの回数を減らせることで、中長期的に見るとランニングコストが抑えられます。
■ラジカル制御塗料
ラジカルは、塗料の色の成分となる顔料に含まれている酸化チタンが、酸素や湿気の多い環境で紫外線を受けると、化学反応を起こして発生する物質です。
ラジカルは外壁塗装の塗膜を劣化させる原因になります。
顔料が劣化して外壁塗装の色が剥げる場合やボロボロになって白い粉状となるチョーキング現象などが発生します。
ラジカルが発生すると塗膜の劣化が進み、本来の耐用年数より劣化スピードが速くなるケースも少なくありません。
ラジカル制御塗料は、塗膜の劣化を進める原因となるラジカルの発生を抑制する成分を配合した塗料です。
ラジカルの発生を抑え、長く美観を維持できる性能の塗料です。
■遮熱塗料
遮熱塗料は太陽光を反射させることで、外壁の表面の温度上昇を抑える遮熱作用を持つ塗料です。
エアコン効率が高まることで、電気代を抑えるのにも役立ちます。
日当たりが良い立地のお住まいをはじめ、エアコンの温度を低くしても涼しくならないとお悩みのご家庭、電気代を抑えたいご家庭におすすめです。
エアコン効率を高めることで、省エネになり、二酸化炭素の排出量を抑えて、地球温暖化防止にも貢献できます。
■まとめ
外壁塗装といっても、どの塗料を選ぶかで耐用年数や性能、品質が異なり、その後の塗り替え頻度や美観維持の長さなどにも影響を与えるので注意が必要です。
基本的には、価格が高い塗料ほど高性能で、耐用年数も長く、外壁を守って、住宅の資産価値を維持しやすくなります。
もっとも、ほどなく売却や解体の予定がある場合やどうしても費用が出せない場合には、外壁塗装を行わずに建物の劣化を進めてしまうより、価格の安い塗料であっても、しっかりとした業者に外壁塗装をしてもらうほうが安心です。
最後まで、お読みいただき、誠にありがとうございました！
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